避けた方がいい業務は?

無理は厳禁!できることを積極的に!

避けた方がいい仕事と積極的にできる仕事

妊娠中の介護士は、移乗や入浴の介助、夜勤などのような身体的な負担が大きい業務は避けるようにします。特に入浴介助は身体の冷えや転倒のリスクもあり、妊婦には向いていない危険な業務です。他の職員の数が少ない夜勤も、勤務中に体調不良が起こる可能性を考えて避けておく必要があります。介護業務は身体的負担が大きい業務が多くありますが、部分的には妊婦でも対応できる業務があります。食事、口腔ケア、排泄、脱着の介助、見守りや事務、洗濯、掃除、レクリエーション、送迎の添乗など、できる業務は積極的に名乗り出て行うようにしましょう。妊娠中に働き続けるためには周囲の協力が欠かせないので、「できないことが当たり前」ではなく「できることは積極的に行う」という気持ちを持つことが大切です。

無理は絶対に避ける

できることを積極的に行うよう心がける一方、無理は絶対にしないよう注意しなければなりません。お腹の張りやむくみがひどく、体調がいつもとは違うと感じる時はすぐに職場に申し出るようにしましょう。妊婦が責任を持って仕事に取り組むということは、無理をしてでも自分の仕事をやりきることではありません。自分の体調について職場に隠さず正直に伝えることは、本当に大切なことです。

働く妊婦のストレスによる影響

妊娠中のストレスは母子の健康に悪影響を及ぼします。妊婦が過度のストレス状態に長くさらされると、妊娠高血圧症候群や切迫流産、切迫早産のリスクが高まってしまいます。赤ちゃんが低体重で産まれてきたり、赤ちゃんの情緒が不安定になるリスクもストレスによって高まるといわれています。人間が過度のストレス状態になると、血流が停滞し血管が収縮します。妊娠中にその状態になると、胎児にまで十分な栄養と酸素が届かなくなる恐れがあるのです。また、ストレスによって分泌される「コルチゾール」というホルモンが胎児の発達に影響を及ぼすともいわれています。
とはいえ、仕事をしているかどうかにかかわらず、ストレスは誰にでもあるものです。介護士の仕事をしていれば、日ごろからさまざまなストレスを感じることがあるでしょう。妊娠中は周囲の協力を得ながら心身にかかる負荷をできるだけ減らし、ストレスとなる状況を上手にかわしながら働けるよう工夫しましょう。仕事中だけでなく、プライベートでのストレスもできるだけ減らすよう心がけてください。避けるべき業務が多く思うように働けないことがストレスと感じるようならば、できる仕事を積極的に行って職場に貢献しましょう。できることに目を向けるようにすれば、前向きな気持ちで仕事に取り組めます。

妊娠したときの働き方を知りたい人へ

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    介護士として働いている人には女性が多く、妊娠・出産と仕事をどのように両立するかが悩みの種になります。妊娠中でも介護士の仕事を続けることは可能ですが、移乗や入浴の介助、夜勤など身体的負担が大きい業務は外してもらう必要があります。妊娠が医師の診断によって確定したら、遅くなりすぎないタイミングで職場の直属の上司に報告し、同僚への報告のタイミングや産前産後の配慮のお願いなど、今後のことについて相談しましょう。

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